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「結婚したくない」人生はリスクだらけ!孤独!貧困!早死!

投稿日:2017年11月26日 更新日:


これをお読みの人の中には結婚していない男性もいるでしょう。それはおそらく「自分は結婚したいがなかなかできない」という非選択的な未婚と、「結婚しようと思えばできるがあえてしていない」という選択的な未婚の2つに分かれるはずです。

前者に関しては、ほかの記事に譲るとして、ここでは後者の考え方や価値観に絞って、なぜそれを選択しているのか、そしてそれを続けた場合人生の行く末はどうなるのか、ということについて考察してみます。

未婚男性は年々増えている

まず5年に1回行われる「国勢調査」の2015年のデータによれば、50歳まで1度も結婚をしたことがない「生涯未婚率」は男性で23.4%、女性で14.1%でした。これは5年前の2010年に対して男性が3.2%、女性が3.5%の上昇です。率にすると大したことがないように感じるかもしれませんが、人数で言えば男女とも100万人以上増えている計算になりますから、相当な増加量です。

ただしその男性のうち、「いずれ結婚するつもり」だと考えている人は86.3%になりました。この理由には「適当な相手との出会いがない」「結婚資金が足りない」という非選択的なものが多いように思われますが、しかし実際にさらに内訳を見るとこのうちの47.7%は「今のところまだ結婚するつもりはない」という選択的な未婚者なのです。

つまり、世の中には50万人以上の「あえて結婚を選んでいない」という男性がいるということです。これは規模で言えば、千葉市の全男性が「あえて結婚を選んでいない」ということと同じですから、かなりの数です。この人たちはなぜそれを選択しているのでしょうか。

結婚を選ばない男性の理由は?

結婚をあえて選ばない男性には以下のような理由や価値観、考え方があると推測されます。

自分の時間がなくなる

結婚すると妻や子供などの家族のために時間を割かなければならない、したがって今自由に使えている時間が無くなる、ということを1番に挙げる男性は非常に多いです。特にプライベートを趣味などで充実させている男性の場合はこれが最も大きな「選択型未婚」の理由でしょう。

お金が自由にならなくなる

自分の自由にならなくなると考えているもう1つのものとしてお金があります。独身であれば稼いだお金を何に使おうと誰にも干渉されませんでしたが、結婚するとそれがお小遣い制になったり、あるいは2人の生活設計のために貯金を始めなければならなくなったり、と自由に使える額が確実に減ってしまうと考えるわけです。時間と併せて、この自由なお金が減ることも大きな理由です。このような結婚をお金のプラスマイナスで考える男性を「損得勘定型嫌婚男」などとも言います。 

妻を養うのはコスパが悪いと考える

これをもっと露骨に言えば、奥さんを養うには生活費や娯楽費、服飾費が増えコストもかかるが、相手がそれに見合うだけの貢献を自分にとってしてくれない、と考える非常にクールな男性もいます。これは奥さんを「家事労働者でありセックスの相手」としてしか見ていない、ということでしょう。  

さらに、その一方でいくら美人の奥さんをもらったとしても当然加齢によってその容姿は衰えていくことを「資産の減損」だと考えてしまえば、結婚という投資は十分なリターンがない、ということも思うわけです。 

子供を育てていく自信がない

結婚すると、自分が欲しくなくても妻が欲しがれば、あるいは社会的な目を考えれば、子どをも作る可能性も高いですが、その際に子供をきちんと育てていく自信がないから結婚しない、という男性もいます。格好よく言えば、子供の将来に責任を取れない、子供が幸せになる未来が今の日本には見えない、ということでしょうが、一方では「子供を1人前に育てる」という責任を負いたくないという「逃げ」だとも言えます。

責任やしがらみのある生活はしたくない

子育てだけではなく、家庭を持つこと自体の責任も負いたくない、というところまで「個人主義的」的に「逃げ」を打っている男性もいます。このような男性を「超個人主義嫌婚男」と呼んでいますが、特に地方であれば、近所の目、親類の目、そして当然両親の目がありますから、「男は結婚して1人前」という価値観が根強く、その価値観に押されて結婚を選ぶ男性も多い反面、都会に出てくるとそのようなしがらみからフリーになります。ましてや、都会は1人で楽しめるような飲食店も趣味の対象も非常に多いので、このようなあらゆるものの責任から逃れて自由に気軽に生きていきたい、という男性が増えるのです。

「結婚=不幸」というイメージを持っている

現在は結婚した夫婦の3組に1組は離婚する世の中です。したがって友人など身近なところで、夫婦の関係性が悪化し離婚に至ったというケースを見ることが多いのも事実です。それによって結婚することは不幸と直結する、という見通しを持つようになり、みすみす不幸にはなりたくないので、独身のままでいるということを選択するわけです。これを「トラウマ型嫌婚男」とも言います。

自分1人で何でもできる

特に、仕事ができて、年収も多く、プライベートでも友人や趣味が多くて充実しているような、独身女性からすれば高付加価値の男性の中には、何でも自分でできてしまう人もいます。つまり結婚して奥さんがしてくれるかもしれない、料理も、洗濯も、掃除などの家事も自分でてきぱきと、それも高いレベルで苦も無くできてしまうのです。こういう男性にとっては、そのような物理的な作業だけを考えれば、結婚はまさにあえてするようなものではないのです。 

独身のままでいる男性の行く末は?

ではこのような考えで独身を選んだ場合、その人の人生はどのように推移するのでしょうか。その行く末をいくつかシミュレーションしてみます。

会社以外ではほとんど声を発しない【認知症リスク】

40代以上の男性で会社が休みの日に「ほとんど声を発しないで1日を過ごす」という人は、62%に上るという調査もあります。仮に選択的な未婚であっても、40代になるとそれまで一緒に遊んでくれていた同志的な考えの友達でも、なんだかんだ言いながらもだんだんと結婚し、減っていきます。したがって休日は1人で過ごすことが多くなり、誰とも話さないという事態に陥るのです。

会社勤めをしている間はまだウィークデイになれば会社で誰かしらと会話をするので救われますが、このライフスタイルが定着してしまったまま50代になると、認知症の発症率が非常に高まるのです。つまり今は充実した独身ライフをエンジョイしていてもそのままでいれば、中年以降「ボケて」しまう危険性が高いのです。

人生の選択を後悔する時が来る【うつ病リスク】

上と同じ調査では、40代の54.3%が「人生をどこかで間違えた」「自分の人生は無意味なような気がする」と思っていることが分かっています。さらには「他人の幸せな家庭と自分の孤独な人生を比較してしまう」人も38.3%に上ります。

このような心情は、まだ精神的にタフで気晴らしをする方法も多い若い間は大丈夫ですが、50代になって体力が衰え、中高年の男性更年期を発症すると、それがきっかけでうつ病が併発する可能性も極めて高くなります。 うつ病は治りますが、しかし罹患中は自殺率も高い怖い病気です。独身でいることはそのような命に係わるリスクを背負うことにもなるのです

正常な社会常識が欠落してくる【孤立リスク】

精神臨床医学で明らかになっていることに、長期間にわたって1人暮らしをしていると「他者」の視点がなくなり、常識と非常識の差が認識できなくなる、という現象があります。

たとえば細かいところでは、「どうせ洗っても汚れるんだから」と毎日同じ服を着続けたり、人が嫌がるようなセクハラ話題を相手の反応と関係なく自分が面白いから発し続けたり、ということが頻発するのです。それによって、ますます周囲から人が遠ざかり、孤立していきます。孤立すれば上で挙げたような「認知症リスク」「うつ病リスク」も一層高まります。 

会社での評価が下がる【リストラリスク】

日本での年功序列制度はかなり減ってきていますが、しかし一方で「家庭を持って1人前」という「村的な」価値観は、大企業であってもそれが国内資本であればまだ強く残っています。それを合理化するために、中年で未婚ということは協調性がないため、コミュニケーションスキルがないため、と見なされることも多々あり、その結果同期や同僚と比べて、社内的な評価が下がり、管理職になれなかったり、昇格が遅れたり、出世コースから外されたりしてしまいます。

それだけならまだいいですが、中年の非昇進者のような年収が高い割に企業としてペイしない人材は格好のリストラの標的です。ましてや、既婚者なら会社側も家族の生活などを忖度してリストラをためらいますが、独身者であればそのような心配もされず、躊躇なくリストラされてしまいます。

老後に健康を害して寿命が短くなる【早死リスク】

国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば40歳時点で既婚者と未婚者の平均余命を比較した時に、未婚者のほうが8年以上短かったという結果が出ています。アメリカのルイビル大学の調査によれば、未婚者の平均余命は男性で8~17年既婚者より短くなるとされていますので、これは世界的に共通する事実でしょう。 

このようになるのは「健康を維持する行動」が独身者は既婚者よりも劣るからです。その理由は2つ考えられます。 

1つは一般的な独身者は、責任を取るべき守る家族がいないために自分の健康維持や寿命に対する意識が低いからです。2つめは生活態度を改めさせるために世話を焼いたりしたり警告してくれる奥さんが隣にいないからです。既婚者なら、子供の学費があるから長生きしなきゃと思って脂っこい食べ物を控えたり、健康診断の悪い結果を見た奥さんによって否応もなく食生活が改まったりしますが、独身者の場合それが全くありません。したがって健康を害し、結果的に早死にする確率が上がるのです。

介護老人になってれも誰も面倒を見てくれない【被介護リスク】

高齢になれば未婚者も既婚者も同じように被介護老人になるリスクはあります。しかしそのような要介護、被介護の状態になった時に、面倒を誰も見てくれないという点において独身者は非常にリスキーです。自分ですべて手続きをして、しかるべき施設に入ればいいと若いうちは思っていても、高齢になってから煩雑な手続きをしたり、最適な施設を探したり、ということは非常に難易度が高いのです。

加えて、介護には介護保険を利用しても平均すると月19万円程度の自己負担は必ず発生します。年間200万円以上です。家族がおらず誰も援助してくれなければ、この負担を自分の年金や資産で賄わなければなりません。それができなければしかるべき施設に入ることもできず、自宅で、自力で要介護状態のまま生きていかなければなりません。それは、誰もが望まない「孤独死」に直結します。これは人生においては相当のリスクです。

 意外にお金が貯まらない【貧困リスク】

それを考えて若いうちから貯金をしておこうとしても、実は独身者の方が意外にお金が貯まらない、ということも言えます。もちろん学費など大きな費用はかかりませんが、家庭に奥さんがいれば、外食が減り、食費も安い食材を工夫してくれます。さらに奥さんが家計のために働いてくれる場合もあり、結果的に世帯年収としては増えることが多いのです。

しかし独身者は、外食費用、趣味の費用などが多くなる傾向があるため、その瞬間の生活は豊かでエンジョイできても、資産形成という意味では既婚者に劣ることが多いのです。これに上で書いた「被介護による費用の増大」が加わると、非常に貧困生活に陥る可能性が高くなります。 

結婚しても自分の優先するものを失わないで済む方法

以上を見てもなおかつ「選択的未婚」を捨てられない、つまり結婚によってお金や時間などの「失うと思われるもの」を割り切れない、という人もいるかもしれません。しかし、そのような「失うかもしれないもの」を「失なわない」で結婚することも十分可能なのです。それには以下のような方法があります。

「1人時間も2人時間も大事にできる女子」を選ぶ

まず配偶者の選び方です。自分の自由なお金や時間を何よりも大切にするのであれば、相手もそのように考えている女性を選びましょう。ただしそれだけではお互いに接点がなく、結婚にはつながりませんから「1人時間も2人時間も大事にする」女性を選ぶことがポイントです。

具体的な見分け方は、 

  • 毎年海外1人旅をしている 
  • バーなどで1人飲みする習慣がある 
  • 休日に1人で映画を見に行くことも多い 
  • 自分の洋服などは1人で行って選んで購入する 

などの行動パターンを持っている女性です。 

小遣い制ではない家計管理を選択する

自由なお金を確保するには、家計費からお小遣いをもらうのではなく、給料から家計費や必要経費を奥さんに渡したり、共働きの場合には共有の口座などに負担額を入れたりして、残りはすべて自分で管理しお小遣いもそこから出す、という家計管理を選択する方法もあります。

とは言え、あればあるだけ使ってしまう、というのでは将来設計ができませんから、もしも自分がお金の管理が得意で、几帳面であればこの方法がよいでしょう。

ただし注意点としては、毎月必ず給料明細はお互いで共有することと、共働きの時はこの方式でも妊娠したりして奥さんがフルタイムの仕事を辞めた場合に、奥さんが家計を管理する方式に変更することを要求されるというよくあるケースを想定しておくことです。ですから、それが嫌であれば、最初の段階でそこまで話し合っておきましょう。 

生活のルールを決め、自分が率先して守る

結婚は赤の他人との共同生活です。価値観も違えば、日常の生活のルールも異なります。したがってその壁を越えようという気持ちがお互いになければ、結婚しても破たんしてしまう可能性が高いです。ですからその気持ちがあって結婚をする方向に考えが傾いてきたら、以下の方法が有効です。

それは結婚という共同生活を始めるにあたって、お互いに譲れないこと、できれば続けたいこと、妥協してもいいことについて話し合うことです。その上でそれを反映したルールを作りましょう。たとえば趣味のものには触らない、捨てない、趣味の時間は週に3時間は最優先で取る、1人で出かける日を月に2日は取る、などです。

その代わりに、家事は分担するなどの妥協した部分については、率先して守っていくことも重要です。権利を守るためには義務を果たすことが大切、という当たり前のルールです。

上で挙げたようなリスクの多い人生は避けたい、しかしできるだけ自分の大切なものを失いたくない、ということであればこれが最善の方法でしょう。 

まとめ=損得は結婚しなと分からない

いかがですか。

「いつか結婚するつもり」といっても、その「いつか」を自分で思い切らないと結婚はほぼできません。そしてその先には上で挙げたような数々のリスキーな人生の行く末が待っています。それを避けたければ、まず自分で結婚という人生の選択肢を受け入れましょう。

ただし、肉を食べたことがない人には肉の味を教えられません。セックスをしたことがない人にもセックスの良さや人肌の温かさは伝えられません。ただ「肉はおいしいのに」とか「「この人、人生で損をしているな」と思うだけです。損得で結婚を考えても、結局は死ぬときにしかその帳尻はわからないのです。ですから、いろいろな懸念を振り払って、まずは結婚という人生経験を積む勇気をもってみてはいかがでしょうか。


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