あなたは職場で正しい自己評価ができていますか?正しい自己評価をするためには、客観的に自分を見る必要があります。人を羨んだり、自己嫌悪に陥っているようでは正しい自己評価ができなくなってしまいます。客観的に自分を見る方法をこれからご紹介しましょう。
この記事の目次
なぜ職場で客観的に自分を見る必要があるのか
そもそもなぜ職場で自分を客観的に見る必要があると思いますか?人は誰でも自分を優秀に見せたいですし、褒められたい、評価されたいと思っています。だからといって見栄や誰かとの競争心だけでのし上がっても、いつか化けの皮が剥がれる時がやってきます。
その時、周りの人のあなたへの評価は普通以下になってしまうでしょう。そんな大きなリスクを背負ってまで、まやかしの評価が欲しいですか?「会社を辞めればいい」と思っても、職場を転々として定職につかなくても良いのでしょうか。そんな労力を使うよりも、もっと効率的に評価を得た方が人生は開けていきます。
客観的な自己評価ができないことの弊害
職場で客観的に自己評価できないと、周りからの印象が悪くなります。自分を過大評価する人は、「あの人は口先だけだ」とか「大きなことを言う割には仕事ができない」などと言われ、あなたが思っているのと真逆な反応を持たれてしまいます。
また自分を過小評価する人は、「余計なことを考える前に行動してほしい」とか「あの人がいるとチームの士気が下がる」と思われてしまうでしょう。職場内においては、普通が一番です。とくに日本社会では周りと歩幅を合わせることが求められます。飛びぬけた才能を持っている人はそうそういませんし、度が過ぎる謙遜も嫌味になることだってあります。
客観的に自分を見る方法
ではどうしたら客観的に自分を見ることができるのでしょうか。むずかしく考える必要はありません。ごく単純なことです。
言い訳をしない
職場で客観的に自己評価するには、まずは言い訳をしないことです。言い訳をする人は、正しい自己評価ができない人の典型的な特徴と言えるでしょう。起きたことをありのままに受け取れない人は、どんな状況になっても文句を言います。自分のことを客観的に見れないばかりか、周りからの評価も下がってしまいます。
失敗したら反省する
職場で客観的に自己評価するには、失敗したら反省することです。失敗は失敗と認め、何がいけなかったのか反省することができる人は、自分の能力を理解しているということです。つまり正しい自己評価ができているということになります。失敗は決して悪いことではありません。大切なのはそれを認めることです。
人のせいにしない
言い訳をしないと同様ですが、何か失敗したときに人のせいにする人は自分を客観的に見れず、正しい自己評価ができない人です。多少人のせいであったとしても、それを頼んだのはあなたではないですか?それならあなたの責任でもあるのです。人のせいにしないで自分の非を認められる人は、いつもどこか幸福そうなオーラを放っているはずです。
人と比べない
競争社会ですから、それなりの競争心は必要です。だからと言って誰かを蹴落としたり、ズルして勝ってもあなたの実にはなりません。正しい成功体験ができない人は、どんな成功を収めても満足することはないでしょう。だから人と比べるのではなく、常に自分との戦いなのです。自分の限界に挑戦できる人はどんどん成長しますし、客観的に自己評価ができることでしょう。
まとめ
正しい自己評価ができるメリットは、人から信頼を得ることができ、自分自身に満足することができることです。つまり今が幸せだと感じられるということです。また自分のできることとできないことがわかっていますので、健康を害さない程度に努力を積み重ねることができます。それは人生で大切なことではないでしょうか。