30代になると、結婚について考える機会が多くなります。それはいつも一緒につるんでいた親友が結婚するからかもしれません。
もしくは単純に老いを感じて、子孫を残すことに興味が出るからかもしれません。
いずれにせよ30代で独身なら、女性だけでなく男性も結婚について考え始めるわけですが、妥協で結婚相手を選ぶことだけはしてはいけません。
何故ならその焦りが取返しのつかない後悔を生む可能性があるからです。
この記事の目次
妥協した結婚がもたらす日常の後悔
妻が料理を全く作ってくれない
30代になると、長く務めていれば大抵の場合、職場では中間管理職です。給料は高くなるかもしれませんが、それだけ仕事は忙しくなりがちです。
したがって、結婚に興味が出てくる年代ではあるのですが、時間がないという現実とも向き合わなければなりません。そうなると多くの男性は焦る気持ちから結婚相手を探してしまいがちです。
そして丁度タイミング良く実家の母親がお見合いをすすめてきたりするわけです。このように、焦る気持ちで婚活を始める男性が少なくありません。
すると本当はあまり魅力的な女性だとは思っていないけど、顔が可愛いから、若いから、もしくは学歴がいいから、といった表面的な条件で女性を選びがちです。
つまり妥協してしまうのです。すると一時的には結婚式で周囲から祝福され、ご祝儀が集まり、幸福感が得られるかもしれません。しかし2年も経過すればその幸福感は後悔となる確率が極めて高いわけです。
何故なら、そもそも焦る気持ちから妥協して条件で結婚相手を決めてしまっているからです。
結婚に本当に必要なものは相手の家柄や学歴、見た目の美しさではありません。お互いの性格や価値観、そして信頼です。こういったものは目を凝らして相手とじっくりと向き合わなければ見えてくるものではありません。こういったことは焦ると見えないのです。
そして結婚相手を見誤ると、家庭生活で最も重要な要素の一つである料理ができない、もしくはそもそもやる気がないような女性を選んでしまい兼ねません。
料理ができない女性でもいい、と最初は思えるかもしれません。しかし妻が料理をしなければならなくなるか、遺伝子組み換え食品、添加物まみれのスーパーの弁当やコンビニを食べ続けなければならなくなります。
そんな生活は5年もすれば体調は崩れますから、結果として仕事ができなくなり、結婚生活が破城するという最悪の事態も招きかねないのです。
掃除も洗濯も苦手な女と結婚してしまった
30代になったからといって焦る気持ちから結婚すると、掃除も洗濯も苦手な女性を結婚相手に選んでしまうかもしれません。
たかが掃除や洗濯とバカにしてはいけません。女性が掃除や洗濯を怠れば、自然と部屋が汚れ、空気は淀み運気が下がります。そして仕事が終わってから家に帰ることが憂鬱になります。
それくらい気にしなければ大丈夫と最初は考えられるかもしれません。しかしその感情も結婚3年が経過すれば変わります。
妻の洗濯が下手であれば常にシワや汚れだらけのワイシャツを着なければならないかもしれません。そしてなぜ掃除や洗濯ができる女性を選ばなかったのか、と後悔するケースが実際に多いのです。
焦って結婚した場合に職場でする後悔
自由に使えるお金が全くなくなり不便さを感じる
30代になってから結婚を意識した活動を始めるのであれば、焦る気持ちは捨てましょう。焦りがあると、冷静に目の前が自分との結婚に相応しい相手なのか見極めることができないからです。
そして妥協で結婚相手を選んだ場合、その後悔は日常生活でのみ感じるわけではありません。職場でも、後悔することになりかねないのです。
例えば会社である程度の職位になれば、プライベートな時間にゴルフに出かけることが多くなります。そして普段通う飲み屋も割高あところが多くなります。
そうなった状況に対して、妻が理解を示さなかったらどうなるでしょうか。お金が無い不自由さを感じるだけでなく、社内の人間関係の攻略に失敗して思ったような昇進ができなくなってしまうかもしれません。
そんな結婚相手を選んでしまったことに後悔する場合も少なくありません。
部下に食事を奢ることができなくなった
妻が職場で上司としてある程度の現金が必要なことを理解していなければ、他にも支障が出る可能性があります。それは部下との関係性です。
これは自分自身の身に置換えて考えると分かりやすいのですが、上司から飲みに誘われて、仕事だと思ってついていったにも関わらず、完全に割り勘だとどういう印象が残るでしょうか。
どれだけいい話をお酒の席で聞けたとしても、最期に残るのは不信感ではないでしょうか。
もし妻が上司としての職場での立ち位置を理解してくれなければ、このようなみっともない対応をしなければならない可能性があるのです。
もちろん、それならば男がもっと稼げばいいという女性側の意見があるかもしれませんが、会社員として働いている限り、今の時代30代で高給取になるのは簡単なことではありません。
サラリーマン社会を生き抜く為にも、結婚する際は自分のしている仕事に対して相手は本当に理解を示してくれているのか、確認することが大切なのです。
条件だけで結婚相手を選んだ場合にする後悔
自分達以外の夫婦が全て幸せそうに見える
結婚しているにも関わらず、自分達以外の夫婦が全て幸せそうに見える、と後悔するケースもあります。
これは愛が冷めただけならば、関係性を修復すれば大丈夫です。まだやり直せる可能性は充分にあります。しかしながら最初から愛が無かった場合は状況が異なります。
夫婦関係の修復は難しいかもしれません。このような愛が無かったと結婚してから気がついても、それはもう手遅れなのです。
これはじっくりと愛を育む期間があり、この人なら大丈夫、と決めた結婚では起きにくいことですが、焦る気持ちからお見合いやパーティーで、妥協で結婚相手を選んだ場合に起きやすいことなのです。
したがって30代で結婚に対して焦る気持ちが出てきたとしても、条件ではなく、本当に相手を愛せるかを見極めることが大切なのです。
結婚した途端に別人のように豹変してしまった
交際期間中は素敵な女性のように見えても、結婚した途端に豹変してしまった、とうケースも少なくありません。
この場合、責任は他の誰かにあるわけではありません。
30代になり、焦る気持ちから結婚相手を選んでしまった自分自身にあるのです。
昔からの知り合いでない限り、基本的に女性は猫をかぶります。
特にお見合いやパーティーで知り合った女性の場合、自分の良いところを良く見せることを研究しています。
その為、本当は男性がその良いところに惑わされずに、本当はどんな人間なのかを冷静に見極めなければなりません。
しかし焦る気持ちがあれば、冷静に女性を分析することなどできないですよね。つまり婚活に焦りは禁物なのです。結婚相手を選ぶ際は、焦る気持ちを抑えて、冷静に相手をプロファイリングしましょう。
そして自分に合った結婚相手を探す為にはとにかく沢山の女性と出会うことが大切です。特に婚活初期はプライベートの時間全てを使ってでも、多くの女性と出会いましょう。沢山の女性と知り合うことで、感覚的に自分にとって本当に必要な女性像が出来上がってくるからです。
その際は、お見合いや合コンだけでなく、出会い系マッチングアプリ等、考えつくものは積極的に活用しましょう。
そうすることで、結婚してから相手が豹変して、後悔する確率を低くすることができるのです。
ここまで、妥協による結婚で後悔する6つのことについて紹介しましたが、いかがでしたか。30代になり、結婚を焦る気持ちは誰もが持つものです。しかしながら焦る気持ちに捉われている間は婚活を始めるべきではありません。焦る気持ちがあると、条件だけで相手を見定めて妥協で選ぶ確率が高くなるからです。30代になってから婚活をはじめる場合は、まずは周囲と比較することをやめて、時間をかけてでも最高の結婚相手を見つけると、決めることが大切なのです。
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