ヤレる男候補生の男性諸氏、ごきげんいかが♪ ラブヘルスカウンセラーの小室友里です。
ちんぷんかんぷんで意味のわからない女性の「演技」。
どこからが「男性への優しさ」で、どこからが「自身の悦びの伝達」なのか。
そんなもん、分ける方がナンセンスじゃねーか。
気持ちよければそれでいいじゃないか。
ええ、そう思うでしょうね。
でも、分けてしまうのが女性という性の性分なんです。
それはなぜか?
それはね。
「嫌われたくないから」
こんな単純で、愛らしい理由が女性に演技をさせているのです。
では、それぞれに照らし合わせてみましょう。まずは「男性への優しさ」で演技をしている場合。
正直に。本当に正直にお伝えすると、この時の女性はセックスを心から楽しめていません。だって、演技をしなければならないほど、気持ちよくないんですもの。
もし、あるがままに快感を表現しようものなら。いや、表現できるだけの快感すら得られているかどうかわかりません。あるいは、気持ちいいことは気持ちいいけど
「そこじゃないんだよなぁ…」
と思いながら、若干的外れな快感を得ながら抱かれている。
これを具現化すると、こうです。
乳首ばっかり攻めてくるけど、乳首以外にも気持ちいいところはある。例えばバストラインに沿って舌を這わせられたら、ゾクゾクしちゃうのに。
クリトリスって、男性が思っている以上にすご〜〜〜〜〜〜〜い敏感で、乳首と同じくらいの力加減で愛撫されると、ぶっちゃけ痛いのよね。
でも痛いって言えない。だって雰囲気壊しちゃうかもしれないじゃん。
挿入後のピストン運動もそう。すんごい必死になって汗だくになって動いてるけど、気持ちいいところはソコじゃない。
気持ちいいのは奥よりまず手前。奥が気持ちよくなってくるのは手前が十分に感じてからなんだけど、AVの影響か思い込みなの?挿入してすぐに奥を突こうと頑張ってる。
ちがうのよねぇ。そうじゃないのよねぇ。
気持ちいいのは膣口から3センチなのよね。
そこじゃないのよねぇ。
なぜ、「そこじゃない」と言えないのか。
途中の心情にも表れていましたが、言ってしまったら雰囲気を壊す→責めているように聞こえてしまう→下手って言ってるのと同じ!?→嫌われてしまうかもしれない。簡単に説明すると、こんな心境です。
女性の心根を知らぬ存ぜぬとはいえ、頑張ってくれちゃってる男性の姿に、ある種の同情!?と母性を抱き、女性は本音を言えずに演技をしてしまうのですね。言葉にせずとも男性の弱さを知っている女性だからこそ、なせる優しさだといえるでしょう。
ではもう一つの演技。「自身の悦びの伝達」はいかがなものか。
次週に続きます。
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