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【お洒落は足元から】革靴の正しいお手入れ方法10のステップ

投稿日:2017年5月11日 更新日:


男性にとって革靴は必要不可欠なアイテム。ビジネスにもプライベートにも活用する革靴は、履けば履くほどよく馴染み、味わい深い経年変化も楽しめるもの。

しかし、きちんとした正しい手入れは必須です。お気に入りの革靴を手に入れたは良いものの、手入れはいったいどうしたら?

この記事では、そんなお悩みを解決する、革靴の正しい手入れの方法をステップ毎にご紹介、解説していきます。初心者でもわかりやすく解説していきますので、ぜひとも試してみてくださいね。

そもそも革靴に手入れって必要なの?

革靴のお手入れ、きちんと行っていますか?

革靴はとにかく丈夫で、履き皺や傷を「」として楽しめるといったメリットを持っています。そもそも手入れは必要なのでしょうか?

答えは、必ず必要です

手入れを怠ると、せっかく手に入れたお気に入りの革靴の寿命を速めてしまうという欠点があります。また、段々と出来た経年変化も、手入れしているからこそより良い「味」として楽しむことができます

革に付いた汚れや雨水は、放置しているとそこから革を脆くしたり、型崩れの原因にもなってしまいます。それに、手入れをしていないクタクタの革靴は見ててカッコ悪いものです。

「お洒落は足元から」という言葉もあるように、定期的に革靴を手入れして、かっこ良く履きこなしましょう。

ショップマネージャーが教える。正しい革靴のお手入れの方法10のステップ

1.革靴にもお休みが必要です

手入れというよりも、それ以前の心掛けなのですが、革靴にもお休みを与えましょう。特にお仕事で革靴を履いている人は、2~3足をローテーションして履くようにしましょう

一日履いて歩いた後の革靴は、非常にたくさんのダメージを蓄積しています。人の足の裏はたくさんの汗をかきます。そもそもあまり通気性の良くない革靴の中は、汗によって蒸れてしまい多くの菌が発生しています。これを無視して履き続けると、革にどんどんダメージを与え、革の寿命を速めてしまいます。

一日履いた革靴は、型崩れしないようにシューツリーなどで形を整え、風通しの良い場所でお休みさせるようにしましょう。こうすることによって、一日履いて歩いた革靴のダメージをリセットさせることによって長期的に見て革靴を長持ちさせることができるのです。

2.まずは手入れの準備

まずは手入れに必要な準備をしましょう。きちんとした手入れをする上で必要なものを揃えます。必要な道具は次のものです。

  1. 馬毛ブラシ
  2. 豚毛ペネトレイトブラシ(クリームを塗り込む用のブラシ)×2
  3. 革製品用クリーム
  4. 革製品用クリーナー
  5. クロス(布)
  6. シューキーパーツリー

です。革製品用のクリームは、無色のものと、持っている革靴の色に合わせたものを使用します。毎回色付きのものは使用せず、3回に1回くらいの頻度で使用します。

クロスに関しては、柔らかいものなら何でもよく、古着のTシャツでも良いです。馬毛ブラシは、柔らかく、革の表面を傷つけない物を選びます。

クリームやクリーナーは、基本的に老舗のブランドや有名なメーカーのものなら何でも大丈夫です。最低限の手入れとして、この辺りも用意しておきましょう。

3.靴ひもを全て外してシューツリーを

革靴の手入れの第一段階として、まずは靴ひもを全て外しましょう。

また付けるのがめんどくさいとも思いますが、靴ひもの部分は汚れが残りやすく、また目にも止まりやすい場所なので、きちんと手入れしておきたい場所となります。めんどくさがらず、全て外してしまいましょう。

次に、シューツリーをつかって革靴をの皺を伸ばします。こうした形にすることによって、皺の中の埃や汚れもしっかりと落とすことができます。

もしもあなたの革靴が、あまり高いものではなく踵の部分が柔らかいものの場合は、シューツリーを使うと革を痛めてしまうので、その場合は新聞紙を丸めてフィットさせて使いましょう。

踵の部分を底に向けて押すと、全く潰れないものはシューツリーを、潰れてしまうものは新聞紙を使用するといった形で判断すると良いですよ。

4.ササッとブラッシング

革靴のお手入れの下準備を終えたら、全体を馬毛ブラシで全体をブラッシングしていきます。簡単な汚れや埃はこのブラッシングで落としていきます。

シュータンとアッパーの継ぎ目や紐穴の部分などはしっかりと念入りにブラッシングを行います。これを怠ると汚れの上にクリームを塗ってしまい、あまり綺麗にならないので、適当にではなくしっかりと行いましょう。

5.クリーナーで汚れを落とす

ブラッシングで簡単な汚れを落としたら、クリーナーでしっかりと全体の汚れを落としていきます。クロスにクリーナーを染み込ませ、全体を磨き上げていく感じで綺麗にしていきます。

これは、ブラッシングで落ちない汚れや、前回付けたクリームを落としていく効果があります。特に、前回付けたクリームを残した状態でさらにクリームを上塗りしていくことは、革にとっては宜しくない事です。

こうして革をまっさらな状態にしていく上で、とても大切な事なので、しっかりと磨き上げていきましょう。

6.クリームを隅々まで

クリーナーで綺麗になった革にクリームを塗っていきます。

豚毛ベネトレイトブラシにクリームを少量とって塗っていきます。基本的に無色のクリームを使用しますが、傷や擦れが目立ってきたら色の付いたクリームを使います。そこは回数や状況に応じて使い分けてください。

クリームは、アッパーやソールとアッパーの隙間など、ベネトレイトブラシをくるくる回したりして細かい所まで塗り込んでいきます。基本的に、少量を少しずつ塗っていくことを意識しましょう。

全体的にムラが起きないように塗っていきます。塗り過ぎると革本来の自然な風合いが損ねてしまいますので注意しましょう。

7.ブラッシングでクリームを馴染ませる

仕上げに塗り込んだクリームを全体に馴染ませていくために、馬毛ブラシでブラッシングをしていきます。この工程を行う事で、全体にどんどんツヤが広がっていきます。

強くバシバシとブラッシングするのではなく、ササッと行っていくのがコツです。色付きのムラを無くし、まさに仕上げていく工程は、革靴のお手入れの中でも最も感慨深いものだと思います。

徐々に綺麗に光沢を残していく自分の革靴に浸れる瞬間でもあります。

8.クリームを乾かせる

ブラッシングで仕上げて綺麗になった革靴を早速履いて出かけたい!そんな気持ちもわかりますが、その前にしっかりと乾かせましょう。

シューツリー、もしくは新聞紙で形を整えた状態で、しっかりと乾かしていく必要があります。すぐに履きたい気持ちを抑えて、クリームをしっかりと革に馴染ませていきましょう。

9.履いている時も汚れから守るために

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きちんとした革靴のお手入れで綺麗になったお気に入りの革靴は、より一層大切にしたいですね。履いている時も、ある程度の汚れから革靴を守る方法があります。その方法とは防水スプレーを吹きかけることです

防水スプレーを吹きかける事で、雨水だけでなく、簡単な汚れも弾いてくれるようになります。もちろん、革靴に対応した防水スプレーを選んでもらう事が重要です。コロンブス社の「アメダス」が個人的にはオススメです。

また、ガラスレザーやエナメル素材には防水スプレーを使用すると輝きがくすんでしまうため、使用できません。そういった相性などをしっかりと見極めたうえで、防水スプレーを使用すると日々のケアも楽になります。

10.日々のケアを大切に

クリームやクリーナーを使用した定期的な革靴のお手入れも大切ですが、日々のケアも大切です。履き終わった靴をクロスで磨いたり、簡単にブラッシングしたりするのも大切な日々のケアになります。

また、先述した革靴のローテーションも革靴を長持ちさせる秘訣です。日々のケアで、革靴を大切に履いていきましょう。

革靴はお手入れで育てる物

革靴は経年変化も楽しめるすばらしいアイテムです。しかし、その経年変化も、きちんと正しいお手入れを行わないとその魅力も半減してしまいます。

革に栄養を与え、光沢を作り、あなたのお気に入りの革靴の経年変化をより魅力的なものにするだけでなく、とにかく長持ちさせてくれます。

あくまで毎日行うものではなく、定期的に行っていくものになりますので、めんどくさがらずに行っていきましょうね。


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