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節約

NO!それは倹約家じゃない!倹約とケチのボーダーラインとは

投稿日:2016年5月11日 更新日:

男性だから「自分を大きく見せたい!」と女性の前で背伸びして、頑張ってお金使っちゃうバブル期は終わり、今は「いかに自分が計画的で倹約家の男性であるか」を見せることが男の価値を高めるポイントとなってきています。

たとえば、食品を買うときは賞味期限をしっかり見て買うとか、ブランド志向ではなく機能性重視で商品を見たり、生活する上では節約をしたり…ということです。

女性は現実的に「この人と生活するならば」と考えて相手選びをしますから、お金の使い方が派手だと、「一緒に生活はできない」と判断し、切り捨てる場合があります。

そのため、男性の「倹約家アピール」は、なかなか女性ウケがいいのですが…さて、”倹約家”であることと、”ケチ”であることは、似て非なるものです。

その違い、ボーダーラインはどこにあるのでしょうか。今回は、倹約家とケチのボーダーラインについてご紹介します。

1、ケチるところ、そうでないところ

出典:http://www.shutterstock.com/

出典:http://www.shutterstock.com/

以前、私が付き合った”貧乏大学生”の話です。彼は一人暮らしで、アルバイトはせず、実家からの仕送りだけで切り詰めて生活していました。

それは大変慎ましい生活をしていたのですが、デートにお金をかけたくないので彼の部屋に行く機会も多く、その時に困ったのがトイレです。

彼は、「水洗トイレを流す」ということに関しても節約していました。そのため、私がトイレに入ることを渋るのです。私は「なんなら、トイレに入った分を何かでお返ししてもいいのに」とも考えていましたが、それを受け取ることは彼のプライドが許しません。

このように、節約することはもちろん素敵なことですが、生活における、電気・ガス・水道に関しても、必要以上にケチることは倹約家とは言えません。

スーパーで20円引きの商品を買うのはいいですが、トイレを流すことがもったいないからトイレを使わないとか、洗濯代を浮かすために服はしばらく洗わない、など。

行き過ぎた節約は人間の文化的な生活を困難にします。締めるとこは締めて、緩めるところは緩める、という形で緩急をつけましょう。

2、どこがボーダーライン?

ケチと倹約家のボーダーラインは、人によって感じ方が様々です。スーパーでもらったビニール袋を捨てずに自宅に保存しておくだけでも「ケチ!」と思う人もいます。

また、賞味期限の関係でちょっと安くなった商品を買っただけで「貧乏くさい」という人もいます。ただし、それに過剰に反応してはいけません。

良くないのは、見栄を張ったり、若干の倹約を”恥ずかしいこと”と思うことです。ボーダーラインは確かに存在しますが、ボーダーライン上の曖昧なものが多いのも事実です。

「やりすぎない、自分のルールを持つ」ということが、一番大事ですし、文化的な生活を送れないほどのケチであれば、やはりボーダーラインを超えている、と自覚した方がいいでしょう。

3、かっこいいか・悪いか

倹約すること自体、あまりかっこいいことではありませんが、やはり「ケチ」であることは、相当カッコ悪いことかもしれません。

たとえば、冷蔵庫の中の食材を無駄にしないようにやりくりすることは、カッコ悪いことではありません。しかし、無料で「ご自由にどうぞ」と持っていけるものを、山ほど持ち帰るのはカッコ悪いです。

これは、モラルの問題です。タダだから大量に持って帰ってもいいのか。また、倹約のために人に迷惑をかけてもいいのか。

それは、男であれば、やはり人から見られて「かっこいいか・悪いか」という判断で、自己認識するしかありません。

4、お得なことを自慢するのはケチ

また、男性に多いのが「あの店で買ったら〇円引きで安かった!」と自慢するタイプです。それが何か自分の成果であるかのように自慢します。

しかし、その自慢する行為こそ「自分がケチである」というアピールに繋がります。倹約家は、人にアピールしません。粛々と行動します。

安く手に入った、タダでサービスを受けられた。それらは、ラッキーなことかもしれませんが、そんなことで喜びを感じている精神がケチです。

また、「あの店は文句を言うとサービスしてくれるから、いつも何かしら文句を言ってやるんだ」というモラルに欠けた行動を自慢する人も中にはいます。これは論外です。

5、派手なことをしない

女性に堅実さをアピールしたいのであれば、ケチのボーダーラインを超えないことは元より、派手な生活をしないことが原則です。

いくら倹約生活をしても、貯めたお金で大きな買い物をしてしまえば意味がありません。たくさん稼げない代わりに、派手な生活もしない。

お金のかかる趣味も持たず、かと言って適度に楽しむ術も知っている。これが、現代女性の望む理想の男性像です。

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