最近はSNSやインスタグラムなどで個人の情報発信力が増してきました。特にモデルの方や俳優の方が磨き上げられた肉体などを配信して話題にもなっていますね。彼らの魅力的な姿やライフスタイルに、一般の方も触発されたり憧れをいだいたりしています。
さらに最近は健康ブームです。これまで運動にあまり縁がなかった方でもランニングやヨガなど、カラダづくりに寄与することに取り組まれている方が増えてきているようです。この流れの中で、自分磨きも兼ねてカラダづくりに取り組み始める方もいますね。カラダづくりとしては王道の筋トレも主流です。
さて、そんなカラダづくりですが、継続することがなかなか難しいと多くの方が感じられるのではないでしょうか。確かに、トレーニングである以上は体に負荷をかけるのでツラさもあります。アスリートでもない一般の我々がトレーニングを続けるコツはあるのでしょうか。
今回は、そんな三日坊主で終わらないためのモチベーションの保ち方をご紹介します。良い体を得るためのトレーニングですが、難しいのは継続すること。いかにモチベーションを保つかが成功の秘訣です。
この記事の目次
成功した時の理想の自分像をリアルにイメージ
ある意味究極的なモチベーションの源ですね。今の頑張りは何のために取り組んでいるのか。見失ってしまいそうな時に立ち返れるゴールイメージと言ってもいいかもしれません。
ただ未来のことなので少しコツがいるかもしれませんね。以下の数点を少し参考にしてみてください。とにかく強烈に、とにかく鮮明にイメージすることが大事ですよ。
得られるいいことを思い浮かべる
スポーツのパフォーマンスが上がって戦績が上がる、競技のタイムが向上する、体形が上がって磨かれた自分になれる、女性にモテる、格好いいと思われる、等々何でもよいのです。自分の欲望に忠実になっていいポイントです。欲望が強いほど、強い行動園児になるでしょう。
今と違う自分
いま、自分に自信がないと仮にしたときには、現状の自分のマイナスを払しょくできるというイメージを持ちましょう。少し脂肪が多くてダイエット志向の方はこの点は明確ですね。スレンダーになった自分をイメージして、その理想像に近づけるように頑張りましょう。
また、磨き上げた体を得ると、そのプロセスを経て自分自身に一層の自信が持てるようになります。磨き上げられたカラダを見るごとに、自分の努力を認識し、自信を確認できるでしょう。
新しい人生が待っている
前項と少し重複しますが、今までと違う自分に出会えて、新しい生活が待っていることをオーバーなくらいにイメージしましょう。妄想のレベルになるくらいがちょうど良いかもしれませんね。新しい彼女ができるかも!という邪な妄想も大きなモチベーションになりますので、大いに適していますよ。
小さな成功体験を積み重ねる
高い目標を掲げることは大事です。高い目標を掲げてこそ、トレーニング効果は現れてくるものです。ただ、目標に対してはなかなか進捗を感じづらいのが精神的にもツラいですね。その中で愚直に頑張りつけることもハードです。そんな方には次のようなアドバイスをお送りします。少しずつ達成感や充実感を獲得していって、少しずつレベルアップしていく視点がポイントですよ。
長期的な目標と直近の目標
わかりやすい例だと長期的な目標として1年で10キロ減量する、直近の目標として1か月で1キロ減量など、短期的な視点も添えて目標を立てることです。こうすることで、自分のロードマップの中でどのような位置までたどりついたかが明確になりますね。
加えて、目標を達成したという達成感はモチベーションキープに重要です。成功体験を少しずつでも積み重ねることで、次への挑戦のエンジンになっていきます。これはトレーニングに限らず、様々な場面で活用できるアプローチですよ。
記録をつけて成果を見える化
そんな達成度を確認するために、しっかりと記録をつけるということが有効です。1か月を振り返ったらこんなに頑張った…というようなフィードバックが可能です。もちろん達成できなかったことがあれば反省点として振り返る必要があります。
あまりまめに記録なんてできない…という方は、最近はライフログができるウェアラブル端末が多く販売されているので利用してみるのもよいですね。体温や脈拍なども記録できるので、見えるかも最適です。体重計についても無線通信で自動でスマホにデータ転送してくれる機種もあります。少し値段は高めですが、モチベーションアップには一役買ってくれることでしょう。
周りの知り合いにも協力してもらう
さていろいろとアプローチを講じても、一人で取り組んでいるとどうしても甘えが出てきてしまいます。孤独に訓練を続けるというのは、思考のアスリートでもなければなかなか続けられません。
そんな時は周りの力を借りましょう。一人でやるよりも複数人で取り組んだほうが効果的ですよ。一緒にトレーニングする、ということ以外にも色々な方法が考えられます。いくつか見てみましょう。
他人の目線を意識する
「女は見られてキレイになる」などの格言(?)がありますね。かなり似た観点ですが、他人の目を気にしてこそ、自分を高めていくという意欲がわくものです。日々鏡で自分のカラダを確認するとともに、例えばジムに通ってみるなど自分のカラダを他人の目線にさらしてみましょう。もっと良い体にならなければ、という緊迫感を感じられることでしょう。
アファーメーション(宣言)する
前項と少し重複しますが、いっそ目標を宣言してみましょう。ツイッターやフェイスブックで発信してみるといいですね。「1か月以内に5キロ減少します!」などとオープンに公言してしまえばもう頑張るしかありませんね。なお、この方法論を「アファーメーション」というそうです。スポーツ選手などでも活用している手法ですよ。
ゲーミフィケーション(知り合いと競争)
さらにはトレーニングにゲーム性を組み込んでみましょう。友人と一緒にトレーニングをして、効果を競うというのもよいでしょう。一人でもできる取り組みとしては、レベルアップを感じやすいようにルール設定するのがポイントです。ランニングであれば走れる時間をのばしていったり、筋トレであればウェイトを上げていったり、ゲームのように自分のレベルアップを明確に感じれるように意識を持つと、単純なトレーニングもゲームのように楽しんで取り組めるかもしれません。
おわりに
理想のカラダは望んでしまいますが、簡単には手に入りませんね。継続的にトレーニングに取り組み、食生活などをマネジメントするなどの努力の末に手に入れられます。そんな努力を続けるには、単純に根性論だけではなく、モチベーションを保ち続けるという工夫が必要になってきます。
体づくりに取り組むと最初に一念発起した時の気持ちを大切に、トレーニングをうまく続けてぜひ理想のカラダにたどり着きましょう。