彼女から「なんか重い」といった理由でふられてしまった男性は少なくないのではないでしょうか。
相手を思いやるあまりに、つい思いを寄せすぎてしまい、最終的に重い人、めんどうくさい人と思われてしまう。そんな失敗を繰り返さない方法を考えてみましょう。
この記事の目次
重いと見られがちな行動パターン
連絡頻度が多い
恋愛において重いと見られがちな行動パターンはどういうものがあるでしょうか。知らないうちに、ついそうした行動を取ってしまってはいないでしょうか。じっと胸に手を当てて考えてみましょう。
重いと思われがちな行動パターンの代表的なものといえば、連絡頻度の多さです。こまめにメールや電話をすること、そうした行動は決して悪いことではありません。むしろ、まったく連絡をせずに、会いたいときだけに会って、そこでSEXを求めるだけ、そうした関係を女性は望んでいないでしょう。
しかしながら、連絡が頻繁すぎるのも困りものです。
連絡頻度の多さはどれくらいが問題となるのでしょうか。一般的には電話は1日1~2回、メールやLINEなどは、1日につき4~5回くらいが限度と見ても良いでしょう。もちろん、女性の精神状態が不安定なときや、風邪を引いて寝込んでいるといった心配要素がある時には、こまめな連絡は必要でしょう。
しかし、ほとんどの人は昼間は働いているわけですから、仕事中にプライベートな電話やメール連絡が何度も来ると、わずらわしいと思われがちです。
長文のメッセージ
さらにメッセージの内容も考えものです。「今なにしてる?」といった気軽なものはいいでしょう。さらに「おはよう」「今日は寒いね」といったちょっとしたあいさつも円滑なコミュニケーションには欠かせません。
しかしながら、あまりにも長文のメッセージは考えものです。相手のことを思いやっている気持ちはわかりますが、それは自分の気持ちや理想をぶつけているだけです。きちっと相手のことを考えたメッセージを送るようにしましょう。
将来の話、前提の話をする
さらに、これは30代の結婚を意識する世代にありがちなことですが、つい将来の話をしがちなところも問題です。付き合う前や、あるいは付き合いたてのころは、もちろん将来的な結婚を意識しつつも、相手のことを知ろうとする段階にあります。
その段階で結婚式の話や、子どもは何人欲しいか、親と同居するのかどうかといった話をされては急に冷めてしまうでしょう。
さらに、女性にとって選択の余地を与えないような状況を前提として話の進め方も問題です。例えば「結婚したならば仕事をやめてもらう」といった物言いが該当します。きちっと相手のことを考えず、自分の都合を押し付けるような話は嫌われてしまいます。
距離を詰める前から、そうしたことをしてしまえば、相手に負担をかけることにもなってしまいますので、注意するようにしましょう。
家族の話をする
さらに家族の話をやたらするのも考えものです。これも上に記した通り、結婚を前提とした話を進めてしまうあせりのひとつの形といえるかもしれません。
両親のこと、兄弟のこと、実家のこと、あるいは親戚のこと、そうした話よりも、彼女はあなた自身のことを知りたいのです。
家族の話をやたらするのは、家族思いといった印象を持たれると思うかもしれません。しかしながら、最初から家族の話ばかりしてしまえば、彼女にとってみれば、自分のことを考えてくれない人と思われてしまいます。
神経質な人、細かい人
さらに神経質な人、細かい人も嫌われてしまいます。例えば
- メールを送って、返信をすぐに求める人
- 一言メールに怒る人
- あるいは言葉づかいなどに、細かい注意をしてくる人
こういう人は女性から良い印象を持たれません。男性にとってみれば、自分の理想の女性になってほしいという願望があるのかもしれませんが、これは逆に考えてみれば、自分のことしか考えていないことになります。
ある意味では、こういうタイプの人は、自分に厳しく、他人にも厳しい人だといえるかもしれません。それでも世の中にはいろんな人がいるわけで、その違う人同士が付き合うことによって、新たな価値観の創造が生み出されることもあるわけです。相手のことを最低限尊重するようなふるまいをするようにしましょう。
もちろん、お金にだらしないとか、礼儀作法がなっていないとか、そうした要素が耐え難い場合は、お付き合いをしない選択肢もあります。
嫉妬と束縛
男女関係において、もっとも「重い」と思われる要素が嫉妬と束縛です。例えば、
- 彼女の男友達の存在を許さない
- 過去の恋愛遍歴を根掘り葉掘り聞いてゆく
といったことは、相手に重いと思われがちです。
ある程度年齢を重ねてきているのですから、当然過去の恋愛もあるわけで、その分相手が経験を重ねてきており、深い恋愛ができる、それくらいに大きく構えていくようにしましょう。
相手に負担をかけずに、なおかつ相手に何もかも依存をしないこと。そこに気をつけましょう。
重い男と思われないためには?
連絡はメリハリをつける
それでは重い男と思われないためにはどうすればよいでしょうか。まず必要なのは、相手との距離の取り方、連絡の取り方においてメリハリをつけることです。
連絡をしすぎするのも考えものですが、しなさすぎるのもいけません。相手の生活時間などを推しはかって、忙しいようなら連絡を控えめにする、暇なようならばこまめに連絡をするといったメリハリをつけるようにするとよいでしょう。
結婚や将来の話を焦らない
さらに、いきなり将来の話、結婚の話へ持っていかないことも重要です。結婚を前提としたお付き合いとはいえ、いきなり将来の話をされてしまっては相手も動揺してしまいます。こうした話は、徐々にじっくりと深めていくようにすると良いでしょう。
婚活をあせる気持ちはわかりますが「急がば回れ」の精神で、相手とじっくりと距離を深めていくようにしましょう。
彼女と自分は他人と考える
彼女はかけがえのない存在であっても、あくまでも他人です。人間性も性格も異なります。ものごとの価値観や、考え方というのは当然異なります。
それなのに、何もかも相手に理想を押し付けるような行動をしてしまえば、相手にとってみれば、束縛や悩みを抱える原因となってしまうことでしょう。
お互いの価値観を尊重しあって、譲れるところは譲るし、自分を貫き通したいところは貫き通すという風に、ここでもメリハリが求められるのです。
相手との距離感を保つ
相手をすべて自分のものとしたい、その気持ちは当然あります。しかしながら、嫉妬と束縛を繰り返していては、相手が離れていってしまいます。
「愛してる」というのも、時々確認するくらいでも良いでしょうし、プレゼントを送る場合でも、自分の身の丈にあったもので十分です。ちょっとくらいは適当でいい、それくらいの気持ちでかまえておきましょう。
女性の理想の男性像は?
守られたいと束縛は違う
女性の理想の男性像はどういったものでしょうか。どっしりとかまえて守ってくれる人、そうした男性像は理想としてよく掲げられます。
しかし、それは自分を束縛して欲しいという意味ではありません。そこに注意しましょう。
重い男性が好きな女性も?
しかし、中には重い男性が好きな女性もいます。そういう人は恋愛依存体質の女性が多いです。男性が女性を束縛するように、女性も男性も束縛します。そうした恋愛は情熱的でありますが、双方が疲れてしまうパターンも多いです。
女性にとって、男性のちょっとした行動が重いと思われがちです。
- 連絡の頻度が多い
- いきなり将来の話をする
- 何もかも自分色に染めようとする
こうした行動は嫌われがちです。これを避けるには、連絡にメリハリをつける、いきなり将来の話をしない、相手との距離感を適度に保つといった対策が求められます。
まとめ
- 連絡の頻度が多いのは重いと思われがち
- 結婚の話、家族の話ばかりするのも問題
- 彼女と自分を同一視しない、理想を重ねない
- ちょっとくらいは適当、ゆるく、付き合っていく構えが必要
- 守られたいと束縛は違う