確たる理由はないのに、彼女やパートナーの機嫌が急に悪くなって困惑した経験は誰しもあるでしょう。そんな時、下手な行動をとってしまうと「火に油を注ぐ」結果になってしまうこともしばしばです。
女性の機嫌をそこなわずにふるまうにはどうすればいいのでしょうか。その方法を考えてみましょう。
この記事の目次
どんなとき女性は急に機嫌が悪くなるの?
人間関係に悩んでいる?
そもそも女性の機嫌が悪くなるのはどういった時なのでしょうか。その多くが人間関係の悩みに由来しているといえるでしょう。
人間関係の不満というのは、男性でもおわかりでしょうが、根本的な解決というものがありません。周りの性格が嫌な人間関係を一気に解消することはできませんから、とりあえずその場で折り合いをつけていくことになるので、どうしてもストレスがたまってしまうのです。
種類にはどんなものがある?
それでは人間関係の悩みにおいてはどんな種類があるのでしょうか。もっとも大きなものは職場のストレスでしょう。
身内ならば自分のわがままも時に通るかもしれませんが、職場においてはそうしたものはありません。嫌な上司や先輩の悩みは尽きることがありません。
次に多いのが家庭環境の悩みですね。義母である姑との関係がうまくいっていない、親戚との関係がうまくいっていないといった案件も継続的な悩みとして登場しますし、根本的な解決方法がありません。
まずはそうした悩みを女性が抱えているのだということをきっちりと理解する必要があるでしょう。
夫や子育てに対する悩みも
さらに既婚者の場合や夫や子育てに関する悩みを抱えた女性も多くいます。夫が子育てを手伝ってくれない、それであるがゆえに仕事と家庭の両立がうまくいっていないといった悩みですね。
さらに小さい子どもを抱えている人ならば、夜泣きなど子育て全般に関してストレスや悩みを抱えている人もいます。
特に独身の男性の場合、こうした女性の気持ちというのはなかなかわかりづらいものですから、ちょっとした一言や、なにげない態度で怒りを買ってしまうようなこともあるので注意が必要です。
生理前にも注意
女性にあって男性にないものといえば生理ですね。
生理の時というのは、痛みもありますし、女性が情緒不安定になりがちです。当然イライラを抱えていることもありますので、そうした場合にはきっちりと相手の気持ちを尊重するようにしましょう。
例えば生理中の時は、無理に歩き回るようなことはせず、例えば室内でまったりとデートをするといったことを提案するようにしましょう。
発言が気に障った
一般的に女性は男性よりも感受性が豊かで繊細な面があるため、ちょっとした一言で機嫌を損ねたり、あるいは機嫌を直したりするものです。発言が気に障ったというのも、女性が機嫌を損ねる原因として多くあります。
これは相手のことをわかっていない証拠でもありますから、きちっと彼女のことを彼氏が理解するように務めるようにしましょう。
これは相手との対話を重ねていくことによって経験として身につけられるものだといえますので、じっくりと時間をかけていくようにしましょう。
疲れている、眠いとき
これは女性ならずとも男性にも共通するものがありますよね。
疲れている時や眠い時というのは、どうしても機嫌を損ないがちです。それなので、相手がこうした状態にあることをきっちりと把握して、機嫌を損ねないようにしましょう。
どんな行動がNGなのだろうか?
自分でできることを任せてしまう
それでは彼女の機嫌が悪い時には、どういった行動がNGなのでしょうか。ある程度の傾向を把握しておけば、地雷を踏んでしまうことは避けられるといえるでしょう。
もっとも大きなものは自分でできることを任せてしまうことです。
特に男性は女性に対して甘えてしまう傾向があります。もちろん、これは悪いことではないのですが、場合によっては彼女の機嫌を損ねてしまうこともあるので注意が必要です。
洗濯や食事など、自分でできることは、自分でしていくようにしましょう。
自分の愚痴を話し続けること
これも男性が女性に対してつい気づかないうちにやってしまいがちな行動のひとつです。これによって彼女の機嫌を損ねてしまうことにもなりがちなので注意が必要です。
こうした場合には、むしろ相手の愚痴を自分が聞いてあげるくらいの心がまえでいくようにしましょう。男性に必要なものは女性に対する包容力なのです。
自分の希望や都合を押し付けること
女性の機嫌が悪いときに、機嫌を直してもらおうと、あるいは機嫌を損ねないように、どこかへ連れ出すというのも一つの手ではあります。
しかし、その時に、あまりにも自分の希望や都合を押し付けてしまうのも考えものです。そうしたことをしてしまうと「結局自分がそうしたいだけじゃん」と女性に愛想をつかされてしまいます。
機嫌を損ねない振る舞いはどうすればいい?
とにかく話を聞いてあげる
それでは機嫌を損ねない振る舞いとしてはどういった方法が有効なのでしょうか。まず何よりも大切なのは、相手の話を聞いてあげる姿勢を持つことです。
女性にとってみれば、ただ自分の話を聞いて欲しい、この状況をわかってほしいという場合も少なくありません。
その時には、無理な反論や、あるいは正論、さらには有効なアドバイスといったものは不用です。ただ話を聞いてあげるだけでも女性は癒される場合が往々にしてあるのです。
相手の顔と目を見てじっくりと話を聞いていくだけでも効果が違ってくるはずです。
協力的な態度を示す
さらに女性の話を聞くにあたって協力的な態度を示すことも重要です。
- すぐにはあなたの力になれないかもしれないけれども、少なくともあなたの理解者ではあるよ
- 少なくともあなたの敵ではありません
そうした態度を示すことで、女性の態度も軟化してゆきます。これは自分の立場だったらどうだろうかと逆に考えてみると良いかもしれません。
そっとしておく
もうひとつ究極の手段としては、そっとしておく必要もあるでしょう。
人間の機嫌というのは、その時々に大きく変化してゆきます。機嫌が良い時もあれば、機嫌を損ねる時も当然あります。この気持ちのバイオリズムは、時間の流れが自然と解決してくれるということもよくありますよね。
そんな時は、相手を一人にしておく、そっとしておくということも有効な手段なのです。まちがっても「機嫌悪いね」といった余計な一言を言ってはいけません。なにも言わずにそっとしておくのもひとつの手段です。
おわりに
女性が機嫌を損ねているのは、人間関係の悩みがある時、生理前、発言が癪に障った、疲れたといった条件が該当します。そうした時にNGなのは自分でできることをしない、自分の都合をおしつけるといったことです。
そうしたことをせずに、ただ話を聞いてあげる、そっとしておくといったことが有効な対策法です。
まとめ
- 女性が機嫌を損ねる理由は人間関係、生理前、疲れたなど
- 自分でできることや都合をおしつけるのはNG
- 相手の悩みを聞いてあげる必要がある
- 反論や有効なアドバイスなどは特に必要ない
- そっとしておくことも場合によっては必要