女性にも性欲があります。でも、それは男性のそれとちょっと違います。男性の「溜まったものを吐き出す欲求」という意味の性欲ではなく、女性の性欲は“月”に似ています。
最近、よく話題になっている「スーパームーン」というのがあります。地球と月が最接近した状態で、月が大きく見えるのですが、女性の性欲というのは、まるで月のように「近づいても絶対に触れることのない距離にあるもの」としてそこにあります。
ちょっと複雑ですが、男性のように「溜まったら出す」ではなく、女性の中で自然と大きくなったりしぼんだりする実体のないもの…それが女性の性欲です。それは女性本人でさえ、捕まえてコントロールすることが難しいものでもあります。
女性にとっても、その性欲が高まった瞬間にセックスできたら気持ちがいいもの。では、そんな女性の性欲が高まる瞬間とは、どんなときでしょうか。
この記事の目次
第5位…お酒を飲んだとき
第5位はこちら。お酒を飲むと開放的な気分になりますよね。性欲がうまく発散できていない女性にとっての「開放的になる」とは、性的な意味でオープンになることも指します。
また、体温が上がることによって、自分が女性であることを意識するきっかけにもなるような気がします。お酒を飲む、ということは女性の理性をとっぱらうには手っ取り早い方法かもしれません。
お酒を飲むと素直になれる
よく男性だと、お酒を飲んだあとは勃たなくなる…みたいな人もいるようですが、女性の場合、性欲が高まる人もいれば、逆になくなってしまう人もいるようです。
ただし、たとえば普段忙しくて彼氏を作っている暇のない人にとっては「彼氏欲しい!誰か彼氏になって!」と素直になれる場面でもあります。
ほかに「しばらくセックスしてない!セックスしたい!」と素直な自分の感情を爆発させることができるのかもしれません。
お酒を飲むことによって「そうか!私は自分でも気がつかないうちに性欲を押さえ込んでいたんだ!」ということに気が付く。自分にも性欲があったことに気が付く、という意味では、“性欲が高まるきっかけ”となるのかもしれません。
しかし、お酒を飲むことで満足してしまう(発散できた!と思ってしまう)こともあるので、飲酒そのものが「セックスしたい!」に直結するとは考えにくいです。
第4位…恋愛映画などを見たとき
私もこんな恋愛したいな~!と思ったとき、女性の性欲は高まります。やはり、恋愛は雰囲気が大事。とくに、恋愛映画やドラマを見ていて、出演している俳優さんに自分の姿を重ねているとき。
普段、「自分のキスしてる顔とかキモイわ」と思ってしまう女性でも、作品の中に入り込んでいるときって、自分の姿形を忘れています。つまり「他人になりきっているような感覚だからこそ性欲が高まる」のです。
自分じゃない自分
私もそうですが、正直自分がキスしてる顔なんて写真に残っていたら燃やして捨てたいです。恥ずかしいですから。それに、きれいな女優さんと違って、自分の顔は気持ち悪いと思ってしまいます。
そうやって自分を押し込めている女性も多いと思うのですが、映画やドラマを見ている時って主人公に自分を重ねているので、見ているときだけは「自分が気持ち悪い」ってことを忘れていられます。
自分じゃない自分だったら積極的に性欲押し出していってもいいよね!みたいな感じで、このときばかりは性欲が前面に出てくるような気がします。彼女の性欲を高めたければ、一緒に恋愛映画を見るといいですね。
第3位…生理周期上の排卵日
これは言わずもがなですが、本人の意思とは無関係に生理周期やホルモンバランスに女性は支配されています。月が満ち欠けするように、女性の体は排卵日目指して性欲を高めていこうとしているようです。
排卵日だからと言って気持ちが高まるとは限らない
ただし、重要なのは「体は排卵日めがけて性欲を高めていこうとしているけれど、気持ちがそれに伴うとは限らない」ということです。
たとえば、きっと女性の排卵日にセックスをしたら、感度は抜群と言えるかもしれませんし、いつもより興奮しているような気がするでしょう。
とは言え、体と気持ちは繋がってはいますが、イコールではないのです。ほぼ毎月のように排卵日はきますが、それが「性欲が高まる日」というわけではない、というのは男女ともに知っておくべき情報だと思います。
女性の場合、体の準備が万端であったとしても、どうしても気持ちが盛り上がらないことが多々あります。理由は様々あると思いますが、女性にとってセックスの必要順位は低いため、食事や睡眠が足りていないと、排卵日であっても性欲は高まらないでしょう。
第2位…男性から好意を寄せられたとき
気になる男性や、好きな男性から「君のことが好きだよ」と言われたら、「私も!」と思います。手を繋ぎたい、キスしたい…これらも性欲の高まりです。
女性は「私は相手の男性から好かれている」「相手の男性が優しくしてくれている」「私って大事にされてるんだ…!」と実感すると、性欲が高まります。
もちろん、これは“お互いに好き”という条件がそろった場合なのですが、もしそうでなくても、男性から「君のことを女性として意識している」みたいなニュアンスのアピールがあるとドキッとします。この「ドキッ」こそ性欲の高まりを意味しています。
女性扱いされるということ
私などは普段からあまり女性扱いされることがないのですが、これでもたまに「女の子は重いもの持っちゃダメだよ」なんて、荷物を持ってくれる男性がいると、とても嬉しくなります。
同じ人間という意味では男性も女性もなく、みんな平等でいいとは思うのですが、男性が「かっこいい」と言われて嬉しいように、女性は「かわいい、きれい」と言ってもらえると嬉しいものです。
性別関係なく同じ立場で、同じように競って働かなければいけない世の中ですが、そんな中でも「女の子扱い」してもらえる、というのは自分は女性であることを思い出す瞬間なのかもしれません。
ただし、「女の子扱い」とは、「女なんだからスカート履けよ」とか、「女のくせに生意気だ」という女性差別と近い場所にあるものなので、扱いが難しい言動だと思います。
第1位…さみしくなったとき
人肌恋しい季節…とよく言いますが、女性は気分がマイナスに向かっているとき、性欲が高まるような気がします。気持ちが落ち込む、というか、さみしい気分に落ちるとき。
おそらく元気がない状態の自分を「元気にしたい!」という反動が働くのではないでしょうか。生きることそのものでもある“欲求”が高まる、ということは、ある意味ではピンチの状態に置かれている瞬間を言うのかもしれません。
女性の性欲は秋~冬に高まる?
明るく何の不安もなく生きている人はそんなにたくさんいないと思いますが、そんな人でも「さみしくなるとき」はあります。とくに現代の女性は、様々なストレスや不安にさらされて生きています。
メンタル的に急降下するとき、女性の気分は性的なものへの逃避がはじまるのではないでしょうか。とくに、秋から冬にかけて、「恋人ほしいな」と呟く女性も増えることから、この時期は女性の性欲が高まる時期だと思います。
逆に、冬から春にかけては徐々に元気になりますし、夏の間は不安も感じにくいので、狙うとするならば10月か11月あたりがベストです。
女性のピンチは男のチャンス?
女性が「さみしい」と思っている瞬間は、どんなときでしょうか。それは日常的に起こる“仕事上のミス”であったり、“明日からどうしよう、やっていけるのかな”という不安であったり、至るところにあります。
つまり、女性の性欲が高まった瞬間を狙いたいのであれば、
- 困っている女性に優しく声をかけてあげたり
- フラれたばかりの女性の話を聞いてあげたり
- 仕事でミスした女性を優しくフォローしてあげる
ことが重要。
そういう女性のピンチに対して即座に反応できる男って、やっぱりモテるし、美味しいところを持って行くんですよね。ということで、女性がさみしくなった瞬間を狙えるように、日々女性の行動を注意深く観察してみてはいかがでしょうか。
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