正直、自分の見た目に絶対的な自信を持っている男性は少ないと思います。誰しも、「俺ってそんなかっこよくないし」とか「まあまあ普通くらいかな」とか思っているはずです。
実際、ほんとうにかっこいい男性なんて全体の1割程度ですし、それ以外の人は「普通かそれ以下」だと思います。
顔面に点数をつけるなんてできないことですが、自己採点結果が、せいぜい“平均、もしくは平均以下”の男性が、恋愛において気をつけるべきこと…とは一体何でしょうか。
今回は、“見た目に自信がない男子が恋愛において気をつけるべきこと”についてご紹介したいと思います。
1、卑屈になることなかれ
まずひとつめに、いくら「見た目に自信ない」からと言って、卑屈になってはいけない!ということです。多いのは、他人と比べたりして「どうせ俺なんて」と思うこと。
「ああ、どうせ俺なんてかっこよくないし、ほかの男の方がいいと思ってるんだろ?」みたいな頭の中だと、折角彼女は本心から「そんなことない、あなたかっこいい」と思っても、徐々に気持ちが離れていきます。
こうして終わっていく恋愛のパターンは案外多くて、世の中には「実際は結構イケメンなのに自覚がない男」というのは多く、付き合っている彼女が「彼が卑屈で困っている」という話はよく耳にします。
ナルシストで、根拠のない自信に満ち溢れている男もどうかと思いますが、必要以上に自分を卑下して卑屈になるのはNGです。
2、イケメンになろうとしない
「自分はイケメンではない」と思っている人は、イケメンの人に比べて何か劣っている、と感じているのではないでしょうか。「見た目に自信ない」と言う男は、イケメンになりたくて必死です。
「追いつかなければいけない!」とか「足りないものを補わなければいけない!」と思うかもしれませんが、実はその必要はありません。
ダイエットして痩せるとか、筋トレしてマッチョになる、というのは努力でいくらでも変更できることですが、元ある形というのをうまく活かして生きていくのが自然な生き方。
つまり、「自信ない」=「何かが足りない」のではなくて、今のまま個性を100%発揮するのが、“あなたらしさ”であって、恋愛中の彼女もおそらくそんな彼を求めています。
無理をしてブランド物に袖を通す必要もなく、似合わない金髪にする必要もなく、頑張ってシークレットブーツで身長を高くしてみせる必要もありません。
どんなに頑張っても、それらは誰かの真似です。今からイケメンになるために努力するよりは、ほかの誰でもない唯一無二の自分らしさを発揮できる自分になりましょう。
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3、数字で見ない
男性に多いのは、人を数値化したり、ランキングをつけてみるような人。上とか下とか、勝ったとか負けた、という見方をする人がいます。
ところが、人はみんな違ってみんないいんであって、ナンバーワンを目指すということに意味がないこともあります。オンリーワンであれば、それでいい。
100人にモテるイケメンは羨ましいかもしれませんが、そのイケメンが自分の人生に満足しているか、と言えばそんなことはないのです。
誰にもモテないけど、愛する女性と出会えて幸せになる男性もいる。ということは、「見た目に自信ない」と言うのなら、別の場所で何か自信を持つことが大事。
なにか別の特技などで「これだけは誰にも代わりはいない!」みたいなものを持っておく、ということが大事です。
あの人は100点だとしたら、俺は30点。だから負けている。そういう点数の付け方をしているうち、その呪縛で自分を縛ることになります。
数値化する、というのは物事を簡略化して見る、ということですから、もっと複雑な世の中を数値化なしで見てみる努力をしましょう。
見た目に自信が持てない…なぜ?
イケメンは確かにモテます。でも、その人たちは本当にイケメンだからモテていますか?イケメンでもモテない人もたくさんいます。なぜなら中身がスカスカだからです。
見た目に自信ないからダメ…と思ってしまう人たちは、おそらく「俺は中身スカスカだけど、せめて顔さえよければモテたかもしれない」みたいな甘い考えではないでしょうか?
はっきり言って、中身がスカスカなままでは、いくら見た目に自信があっても、女に鼻で笑われます。恋愛なんてできません。大事なのは中身。
それが真の意味で理解できないうちは、いつまでも鏡を見て嘆き悲しむだけでしょう。ある意味、見た目に関しては“諦めて”別のところで努力する、という覚悟も必要なのではないでしょうか。
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