ORETTEをご覧の男性諸氏。こんにちは。ラブヘルスカウンセラー・小室友里です。
「また来週」と言いながら、1週間空いてしまいました。楽しみに待っていてくださった皆さん、ごめんなさい。
前回のおさらいをすると、いずれパートナーがほしいと思っているあなたは、今からラブヘルスケアを始めることが、ゆくゆくパートナーとの良好な関係を築くポイントになります。というお話でした。
なぜならばこういった話を、パートナー間で話し合えていない現状があるからです。
カップルの一方がセックスに悩み、一方はそれに気づかない。または話し合いを持たないまま、お互いが違う方向を向いたまま悩み続けている。これが現状です。
恋人やパートナーが面倒くさい存在になった新成人世代が結婚し、子作りを考える時もそう遠い未来ではありません。セックスの意見を交わさないカップルますます増え、セックスレス率もそれにならって増えていくことが、容易に想像できます。
これまでは、恋愛やセックスは経験を積んで一つ一つを覚えてきた世代、時代でした。小泉元首相が性教育について「こんなものは自然と覚えるものだ」と国会で発言していた時もありました。
しかし時代は、小泉元首相がおっしゃったような、各々が自然と覚えたであろうセックスや恋人との交わり方を教えてくれなくなりました。セクシャリティーの表現に蓋をして、性を口にすることがタブーだという意識付けが強くなり、自分の感性と他人の感性が違うと認識できるシチュエーションがなくなってしまったのです。先輩からAVのお下がりが回ってくる。それを友達の家でみんなで観る。
「こんなのありえないよな」
バカバカしく盛り上げてAVを観る。ヌードグラビアを観ることが、ここの性意識を成長させていたのです。
しかし、それが今はなくなってしまっている。だからこそ男女がお互いを尊重しあい、助け合い、意識を持ってコミュニケーションをしなくてはならないのです。
モテるテクニックはこれだ!と自分主観のテクニックを追いかけるのではなく、相手が望むコミュニケーションを理解できる力を身につけること。
それがラブヘルスです。
『「ラブヘルス」はモテる男の大原則になるのです(前編)』の話で例えるなら、話し合いの結果、うちはセックスしなくても仲良くやっていけるとお互いに認識している夫婦。この夫婦のラブヘルスはいたって順調といえます。お互いのセックス観を理解し合えていますから。
あなたがモテたいと思うなら。いわんやセックスがうまくなりたいと思うなら。
これからはラブヘルスを取り入れるべきです。人間の根源にある三大欲求の一つである性欲に向き合い、上手にお付き合いしていく術を知るべきだと私は考えています。
そして、これからも、ラブヘルスカウンセラー・小室友里は、皆さんに分かりやすいラブヘルスケアをお伝えしていきたいと思っています。
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